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ウォシュレットを正しく使っていますか?

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2016/10/01

こんにちは、ららぽーと横浜クリニックです。ウォシュレットは現在ではトイレについているところがとても多くなっていますよね。
毎回使っている方、ウォシュレットが付いたトイレじゃないと嫌だ…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなウォシュレットのメリットとデメリット、正しい使い方についてお話しようかと思います。

ウォシュレットのメリット

■拭くよりも汚れがキレイに落ちる
■擦らずに温水で洗い流すためお尻に優しい
■肛門を刺激し排便を促す効果がある
■使うトイレットペーパーの量が減り節約につながる

といった、上記の点が挙げられます。
肛門は清潔に保つのはなかなか難しい部位ではありますが、ウォシュレットを使用すればペーパーで拭くよりも肛門を清潔に保つことが出来ます。

ウォシュレットの間違えた使い方とデメリット

■ウォシュレットの水圧を強にして使う
└汚れを洗い流そうとして、汚れだけではなく直腸の中まで洗浄してしまい肛門の粘膜を保護している粘液まで一緒に洗い流してしまうことがあります。
■お尻を清潔にしすぎてしまう
└皮膚を保護している機能が低下してしまい、肛門周囲の湿疹や肛門皮膚炎、肛門潰瘍、肛門狭窄、直腸炎炎症や湿疹に繋がってしまう場合があります。
■ウォシュレットで肛門を刺激して便を出すことを習慣付けてしまう
└外部からの刺激が無いと便意を感じられなくなってしまうことがあります。

と、ちょっと怖いデメリットもあるため、使う際には注意が必要です。
意識したことはないかもしれませんが「正しい使い方」でウォシュレットを使用すれば問題はありません。

ウォシュレットの正しい使い方

では、具体的に「正しい使い方」というのはどういうものなのでしょうか?
ウォシュレットは、水圧を弱に設定し5~10秒ほど当てるだけで十分です。その際に、肛門の中を洗うのではなく、周囲を洗い流すイメージで使います。
また、ウォシュレットは洗い流したあとの便が付着していたり、温水のため大腸菌や緑膿菌などの細菌が繁殖しやすいため、こまめに掃除をすることも大切です。

まとめ

いかがでしたか?
ウォシュレットは肛門を清潔に保つ上でとても便利です。しかし、間違った使い方をすると病気に繋がってしまう場合もあります。シャワーが気持ち良いからと長時間あてすぎない、皮膚の機能低下の原因になるような使い方はしない…と、なにごともほどほどが大切ということでしょうか。
水を長時間強く当てる必要はありませんから、数秒を洗い流すように適度な使い方で肛門を清潔に保っていきましょう!
この記事を読んで、「間違った使い方」に当てはまるようなウォシュレットの使い方をしていた方(ウォシュレットに頼り過ぎていた方、使うことを習慣にして排便をしていた方)は、これを機会に使い方を考えてみると自分の健康のためかもしれませんね。

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