痔の日帰り手術ブログ

2012年1月25日 水曜日

ホワイトヘッド肛門とは

突然ですが、これまでに痔の手術を受けられたことがある皆様に質問させていただきます。
十数年以上前に痔の手術を受けたことがあり、

●最近また肛門から何かが出てきた
●以前のような違和感・異物感がある
●なんだか下着が汚れるように思う
・・・・こんな症状に心あたりのある方はいませんか!?

ズバリ!それは、昔受けた手術の後遺症「ホワイトヘッド肛門」である可能性があります。


ホワイトヘッド肛門とは、昔行われていた痔核の手術(ホワイトヘッド氏手術)の後遺症のことをいいます。


当時は、現在標準となっている痔核の手術方式に比べると「大きくごっそり、徹底的に取る」ということが重視される時代でした。
ホワイトヘッド手術の手術方法としては、痔核を徹底的に(肛門の全周にわたって)切除した後に直腸粘膜を引っ張り下ろしてきて肛門上皮と縫い合わせます。
この手術は、術後に創部のひきつれがかなりあり、術後の強い痛みがあります。
この手術方法が元で「痔の手術はものすごく痛い!!」といわれるようになったとも言われています。
そして、ホワイトヘッド手術後はしばらく絶食の上、一か月程度の入院というのが当時の標準的治療でした。

・・・いやはや、当時は大変な思いをして痔の手術を受けていたのですね。


当時は「決して再発しない手術」と言われていたホワイトヘッド手術なのですが、
術後何年も経つと直腸の粘膜が下がってきて肛門から脱出することがあり、肛門近くの違和感・粘液で下着が汚れる・出血を繰り返すという症状が出てくるようになります。この状態のことを「ホワイトヘッド肛門」と呼びます。
ホワイトヘッド肛門になってしまったら、日常生活で不便さや不快感を伴うだけでなく肛門周囲には大腸菌がたくさん住んでいるため、肛門から脱出した直腸粘膜が万が一傷ついてしまうと傷口から大腸菌が進入し感染症を引き起こすきっかけになってしまいます。

現在では、「ホワイトヘッド手術」は悪名高くなってしまい、痔核の治療法としては完全に過去のものとなりましたが、ホワイトヘッド肛門になってしまって今もなお苦しんでいる患者さんは多くいらっしゃいます。

「もしかしたら当てはまるかもしれない」「症状がよく似ている」と気になっている方は早目の受診をおすすめいたします。おしりに関する悩みはなかなか相談しにくく、言いにくいし恥ずかしいと思う方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
このホワイトヘッド肛門に限らず、どんな些細なことでもご相談にのりますよ(^^)
気兼ねなくお越しくださいね。

(参照)ホワイトヘッド肛門とは



投稿者 医療法人社団LYC ららぽーと横浜クリニック

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