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痔瘻(あな痔)について

あな痔の正体は肛門の周りにできた管(くだ)!

痔瘻(じろう)とは、腸内の細菌が肛門陰窩(いんか)というくぼんだ部分から侵入し、肛門腺が化膿していって肛門のまわりに管ができたものです。この管によって、肛門の内側と外側が突き破られた状態になっています。(下図)

痔瘻(あな痔)は下痢気味の男性に多い痔で、その割合は女性の5~10倍といわれています。下痢便は小さな肛門陰窩(いんか)から侵入しやすいため、痔瘻(あな痔)が発生しやすいと考えられています。裂肛やクローン病・潰瘍性大腸炎といった腸の病気や魚骨などの異物が原因となっている場合もあります。
痔瘻(あな痔)は肛門の周りにできた管

管の走行についての法則

「1次口」・・・最初に細菌が侵入した肛門内のくぼみのこと。
「2次口」・・・膿が排出した出口部分。

1次口と2次口を結んでいるトンネルの走行には一定の決まった法則があり、これをグッドソールの法則といいます。通常、1次口ははっきりと見えませんが、この法則を用いることで1次口の場所を予測して手術に臨むことができます。

◆2次口が前側(腹側)にある場合は、1次口は肛門の中心と2次口とを結んだライン上の肛門陰窩(こうもんいんか)にあると予想されます。
◆2次口が後側(背側)にある場合、1次口は6時の肛門陰窩(背側中央)方向にあると考えられます。(下図)

肛門を外から正面視した図
肛門を外から正面視した図で、前側が腹側です。

痔瘻(あな痔)の分類(隅越分類)

ここでいう痔瘻の分類は瘻管(ろうかん)の位置によるもので、具体的には肛門上皮から見た深さや、歯状線の上下(H/L)と単純か複雑か(S/C)で分類します。この分類法のメリットは、治療(痔瘻根治手術)の方針と密接に関係していることです。
患者さん自身がどの型の痔瘻で、どんな治療が適切かを判断するには、専門家を受診するしかありません。

痔瘻の分類
この分類法に沿えば治療(根治手術)の方針もほぼ自然に決まる。

肛門周囲の膿瘍で、痔瘻(あな痔)が判明する

痔瘻の初発は大概の場合、肛門周囲に膿ができて強い痛みが出ます。
この肛門周囲膿瘍を放置すると数日で膿が肛門付近の皮膚を破って出てきます。通常はそうなる前に医療機関を受診して、切開排膿処置を行います。切開排膿処置によって一旦痛みは楽になりますが、痔瘻自体は残ったままなので膿や粘液が出てきます。

肛門周囲のうみや瘍で、痔瘻が判明
肛門周囲膿瘍になったら切開排膿処置によって痛みは楽になる。
 
もし残った痔瘻を放置すると、多くの方は再び膿や瘍をつくってしまい、同じ苦痛を繰り返すことになります。さらに複雑化してしまうケースや、長年放置した結果がん化して人工肛門を余儀なくされるケースもあります。
したがって、切開排膿後数週間たってから、痔瘻の手術をする必要があるのです。

痔瘻がんになったら大変!

まれながら複雑痔瘻ががん細胞を含むことがあります。基本的に5年以上継続している痔瘻には、がんの可能性が否定できません。
「気にならないから」といって痔瘻を長い間放置しておくと、ある時期から痛みが増してゼリー状の分泌物が肛門から出現することがあります。この場合、痔瘻ががん化している可能性があります。

実際には痔瘻ががん化したのか、肛門腺から発生した特殊な肛門がんが最初にあって、それが痔瘻になってしまったのかは不明ですが、いずれにせよ肛門と直腸と痔瘻全体を全て切除して、人工肛門を造設する大手術となります。

痔瘻の治療は根治手術のみ

現時点では、残念ながら手術せずに痔瘻を治す方法はありません。痔瘻根治術によって管をなくしてしまうことが唯一かつ確実な治療です。世界中の大腸肛門科専門施設で、手術せずに痔瘻を治療する方法が研究されていますが、まだまだ実用化するレベルではありません。

痔瘻と診断されて手術が必要と判断されても、「どうしても手術はいやだ」といって様子を見てしまう方もいらっしゃいますが、しばらくしてまた肛門周囲膿瘍を繰り返し、最終的にはやはり根治手術を受けることになる場合が大半です。

痔瘻の手術は、痔の手術の中では術後の痛みが最も少ない手術です。
怖がる必要は全くありませんのでご安心ください。

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