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痔核(いぼ痔)について

痔核(いぼ痔)の日帰り手術

痔核(じかく)が肛門から外へ出ている感覚がある場合や、塗り薬などを使用しても症状が改善しない場合は、手術による治療を検討してみましょう。
痔核のほとんどは日帰り手術が可能であり、その日のうちに治ります。病状によって手術方法は異なりますので、専門家の受診が必要です。

痔核(いぼ痔)とは・・・?

痔核とは、肛門の血管が膨らんでできた「こぶ」のようなものです。
痔核ができる原因は、不規則な排便習慣で便秘になり、腹圧が過度にかかることです。一説には、人間が完全直立歩行できるようになったことにも、原因があるとされています。直立歩行する生活では肛門に腹圧がかかりやすく、肛門の血流が心臓に戻りにくくなって、静脈自体が膨らみやすいのです。(下図)
痔核(いぼ痔・イボ痔)とは
痔核の組織は誰でも持っており、肛門から便やガスが漏れるのを防ぐ、いわば「ゴムパッキン」の役割を果たしているともいわれています。つまり痔核組織があるおかげで、肛門がぴったりと閉じられて、便やガスが漏れないようになっているのです。
そこに、力を入れて踏ん張る仕事、長時間同じ姿勢の仕事、妊娠などの要因が加わると、痔核組織が少しずつ伸ばされて、やがて排便時に脱出するようになります。

痔核の三大症状は、出血・脱出・ちくちくと痛む疼痛(とうつう)です。出血については、紙につく程度の軽症のものから、ポタポタと止まらずに貧血になるほどの重症のものまで様々です。三大症状が全て揃うケースはまれですが、症状が一つでもある場合は、専門家の受診が必要です。

内痔核と外痔核

痔核は、できる場所によって内痔核と外痔核に分けられます。
まず、肛門上皮と直腸粘膜との境界線のことを歯状線といいます(下図)。
この歯状線より上(口側)に発生する痔核を「内痔核」、下(肛門側)に発生するものを「外痔核」と呼んで区別します。わかりやすく言えば、内痔核とは歯状線の奥の柔らかい粘膜が脱出してくるタイプの痔核であり、外痔核とは外側のかたい皮膚が出っ張ってくるタイプの痔核です。

もともと歯状線付近には血管が網の目のように密集しており、血管の膨らんだ場所に応じて、内痔核と外痔核を区別しているということになります。


内痔核の発生する直腸粘膜には神経がないので、内痔核があっても痛みはありません。しかし、外痔核が発生する肛門上皮には痛覚があり、外痔核は激しい痛みを伴うことがあります。 実際には内痔核と外痔核は併存することが多く、内外痔核と呼ばれます。
内痔核と外痔核

内痔核の進行度の分類

内痔核は、肛門から痔核が出てくる脱出の程度に応じて、 I ~IV 度の痔核に分類されます。(「Goligherの分類」と呼びます)
Ⅰ度
痔核はあるものの脱出はせず、症状は出血が主である。
Ⅱ度
排便時に脱出するが、排便後は自然に肛門内に戻る。
Ⅲ度
排便時に脱出して自然には肛門内に戻らず、指や手で肛門内に押し戻せる。
Ⅳ度
脱出したままとなり、肛門内に戻すことができない。
内痔核の治療は、おおよそ下記のように治療していきます。
I 度の場合
座薬や軟膏で治療します。出血が多いものは硬化剤注射療法(パオスクレーやジオン)が有効です。
II 度の場合
座薬や軟膏で治療することが多いものの、薬で改善しないケースでは、硬化剤
(PAO:Phenol Almond OilやALTA)注入療法や痔核結紮療法(マックギブニー法)・痔核根治手術(結紮切除術)を考慮します。
III 度からⅣ度の場合
座薬や軟膏ではほぼ治らないため、一般的には痔核根治手術(結紮切除術)が必要ですが、硬化剤注射療法(ジオン)によって治療が可能であることも少なくありません。
実際には内痔核と外痔核が両方合併した「内外痔核」の形をとるものが多く、各人の病状に応じた適切な治療が必要です。

痔核の治療

外用療法(座薬や軟こう)
「長時間いきまないこと」「便通を整えること」に気をつけるとともに、座薬や軟膏の使用によって、初期の痔核は治療できます。主な成分としては、消炎鎮痛剤・止血剤・抗菌剤・血流改善成分などが挙げられます。
硬化剤注射療法
内痔核に硬化剤を直接注射して治療する方法です。PAO(パオスクレー)とALTA(ジオン)の2種類があります。 PAOは出血を伴うI から II 度の内痔核に有効で、繊維化を起こさせ、痔核を止血しつつ縮小させる効果があります。注射の痛みはほとんどなく、有効率も80%程度と高いのですが、薬剤の効果が約1年間であり、注射を繰り返さねばならないことが欠点です。
ALTAは近年になって普及してきた、痔核に対する注射療法です。従来は手術が必要とされていたケースでも注射によって治療可能なことがあります。
イボ痔
出血している内痔核に対してPAOやALTA注射を行う
 
痔核(いぼ痔)に対する注射(ALTA療法)のページへ
→内痔核に対してのみ注射療法が行える
痔核結紮(けっさつ)療法(マックギブニー法)
II からIII 度の内痔核の根元を、輪ゴムで縛って壊死脱落させる方法です。この方法は、切除手術と比較すると再発率が高いので、あくまで補助的・一時的な治療手段といえます。危険が高い高齢者に行われることもあります。

マックブギニー法
内痔核の根元をゴム輪で縛ることで壊死脱落させる。
冷凍療法
痔核を凍らせ、脱落させる方法です。術後に痛みや腫れを伴うことがあります。また、分泌物も多く肛門部に不快感を伴うことも多いので、現在ではあまり行われていません。
焼灼(しょうしゃく)
内痔核を焼いて治療する方法です。焼いて壊死させる方法のほかに、最近ではマイクロウェーブを使って痔核を凝固する方法もあります。術後の痛みや再発率といった点で手術療法に劣るとされてきており、徐々に行われなくなってきました。
手術療法
現在広く行われているのは「結紮切除術」と呼ばれる方法です。近年は手術方法の進歩に伴い、日帰りで十分行えるようになってきています。

結紮(けっさつ)切除術による痔核治療のページへ
→肛門部の皮膚を数cm含める形で痔核の切除を行う

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